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R.E.M.「Automatic for the People」90年代ロックのダークサイドを反映した名盤

Automatic for the PeopleR.E.M.というバンド程先達のアーティストへのオマージュを捧げ、それでいて多くの後進バンドのリスペクトを受け続けているバンドも少ない。
僕が考えるマイケル・スタイプという人は自身の曲に想いを託す時、いつも自らの内的なイメージをどこまでも掘り下げていっている様に思える。
それでいてメロディはどんな人の心にも自然と残るポップミュージックの姿勢を崩さない。(勿論これは誰にでも書ける、というものではないけれど)
アルバム『UP』でブライアン・ウィルソンに捧げたとされる「At My Most Beautiful」はその最たる例かもしれない。

そして本作『Automatic for the People』を最も異端な位置づけにしてしまったカート・コバーンの「死」。
彼が死の間際に聴いていた音楽が本作品であったのは有名な話だ。
さらには名曲「Nightswimming」から「Find the River」の流れ。これはかのジェフ・バックリー溺死を容易にイメージすることが可能である。
しかしながら。

これだけ作品の中に「死」が満ち溢れているにも関わらず、本作で鳴らされるメロディは不思議と優しい。
それは冒頭の「Drive」から一貫して在り続ける重さと「Ignoreland」のような政治的な趣を持った曲にも確実に同居している。

つまりはこうも言える。
『Automatic for the People』という作品はマイケル・スタイプの極めて個人的な感情―アメリカの政治に対する想いと「死」に対する穏やかな心情―を見事に内在させ得た稀有な一枚だった、と。
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