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「Psychocandy」ノイズの向こうにみえた一筋の光明

サイコ・キャンディSEX PISTOLS以来の衝撃と絶賛された、まさに衝撃的なデビューアルバム。
と書いてしまえれば聞こえはイイのだけど、当時の様相はそんな生易しいものなんかでは決してなかった。
パンクが見事に解体してしまったロック・ミュージックの更地には誰もが新たな建造物を打ち立てようと細々とした抵抗を試みた、そんな頃。
数少ない良心の呵責にとらわれたUKインディーバンドはそれをポスト・パンクやネオアコとして消化したいわゆる《暗黒の時代》。
もう鳴らすべきものが何もないまさに廃品工場と化してしまったガラクタの中からメリーチェインが掘り当てたのが激しいフィードバックノイズだった。

彼らはこれを鳴らしたくて鳴らしてみせたのではなく《もうこれしか無かった》のだ、ロックが本来の意味でのロックであり続けるためには。

『Psychocandy』というアルバムタイトルが示す通り本作にはノイズの吹き荒れる激しい衝動と包み込まれるような優しさが同居した何ともいえないバランスがある。
それは「新たに作れないならたたき壊してしまえばイイ!!」と奔放に言い放ったジョニー・ロットンへの彼等なりのささやかな返礼だったのかもしれない。
これが後のシューゲイザーに繋がる指針となったというのも後になって分かったことでしかないのだし。

「Just Like Honey」の美しくも歪んだ旋律を聴く度に僕はこの時代に彼らがいた奇跡を嬉しく思う。
ちなみにこの作品でボビー・ギレスピーがドラムを叩いているというのも後のシーンの流れを考えると興味深い事実だったりする。
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