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PET SOUNDS 喪失感。その先にあるもの

Pet Sounds  [from UK] [Import]『PET SOUNDS』という音楽は、ビートルズが『ラバーソウル』という傑作を作ったことに端を発する。
これを聴いたブライアン・ウィルソンが「俺らもいつまでもサーフィンUSAじゃいられん」と一念発起、自らの脳内宇宙とでも呼ぶべき可能性を細部に至るまで構築していく、と言う非常に内省的かつ野心的な作品であった。
それは自分たちのパブリックイメージであるサーフィン・ホットロッドとも無縁であることからも窺える。
本作品のもつ最大の魅力は、人間誰しもが持っている悩みや弱さ、傷つきやすさを ロックミュージックというフォーマットにのせて唄う事が出来るブライアン・ウィル ソンという人間の魅力にそのまま集約される。
とりもなおさず、このことはThe Beach Boysの音楽そのものに当てはまる。

『Wouldn't it be nice(素敵じゃないか)』のハル・ブレインの“ドンッ”というドラムの一発で開いた脳内宇宙への扉は『Caroline no(キャロライン・ノー)』で”唐突に”幕を閉じる。その後に待っている沈黙・・・。

本作品で僕がもっとも大切にしているのはこの“沈黙”なんである。
『Wouldn't it be nice(素敵じゃないか)』で開かれた “アッチ側”の扉をブライアンは訳の分からない犬の鳴き声(マイクはコレを指して犬に聴かせる音楽と揶揄したんだろうか?)と 電車の音と共に終わらせるのだ、プッツリと・・・。 最初これには参った。
「どうしていいか分からないじゃないですか、ブライアン」て感じである。
気が付くとある種の戸惑いに似た虚無感にリスナー側が(つまりは僕が) 引き込まれている。そして僕は再びプレイボタンを押すのだ。
訳も分からずただ、胸のモヤモヤの訳を知りたくて。

ブライアンは再び唄い出す。- 素敵じゃないか - とね。
・・・再び扉が開く。
今度は “僕らの”内省の旅が始まりを告げている
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