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「A Rush of Blood to the Head」試行錯誤の後が色濃く浮かび上がる2nd

『A Rush of Blood to the Head(頭に血が上る)』をどう意訳したら“静寂の世界”になるのだろうか?そういうささいなツッコミがどうでもよくなるくらいのスケールの大きさが本作にはある。冒頭「Politik」の圧倒的なストリングスがそれを確かに掲示する。... <img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41xQLknZdYL._SL160_.jpg" alt="A Rush of Blood to the Head" border="0" />『A Rush of Blood to the Head(頭に血が上る)』をどう意訳したら“静寂の世界”になるのだろうか?<br />そういうささいなツッコミがどうでもよくなるくらいのスケールの大きさが本作にはある。<br />冒頭「Politik」の圧倒的なストリングスがそれを確かに掲示する。<br />
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「Hail to the Thief」

ギターロックへの回帰。本作を聴く上で共通するテーマは間違いなくコレなのだけど、多くのリスナーも感じている“予測の範疇”を大きく上回る出来であったかどうか? と訊かれたら答えはノーだろう。そういう意味では通算6作目にあたる『Hail to the Thief』は“良くも悪くもレディヘ”な音なんじゃないかと僕は思っている。... <img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51KNY3EKJZL._SL160_.jpg" alt="Hail to the Thief" border="0" />ギターロックへの回帰。<br />本作を聴く上で共通するテーマは間違いなくコレなのだけど、多くのリスナーも感じている“予測の範疇”を大きく上回る出来であったかどうか? と訊かれたら答えはノーだろう。<br />そういう意味では通算6作目にあたる『Hail to the Thief』は“良くも悪くもレディヘ”な音なんじゃないかと僕は思っている。
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「In This Home of Ice」

Clap Your Hands Say Yeah(クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー以下CYHSY)の音楽をひと言でいい表すなら“independence(インディペンデント)”である。それは広い範囲の言い方をするならパンク以降のロックに脈々と受け継がれているDIY(Do It Yourself)精神。つまりは「勝手にしやがれ(てめえ自身でやれや!)」である。... <img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/5129GDAEBXL._SL160_.jpg" alt="In This Home on Ice [7 inch Analog]" border="0" />Clap Your Hands Say Yeah(クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー以下CYHSY)の音楽をひと言でいい表すなら“independence(インディペンデント)”である。<br />それは広い範囲の言い方をするならパンク以降のロックに脈々と受け継がれているDIY(Do It Yourself)精神。<br />つまりは「勝手にしやがれ(てめえ自身でやれや!)」である。
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「Nowhere」思春期のみに許された蒼き衝動

一番最初に「ロックとは思春期の賜物である」と言ったのが誰なのか、なんてことは僕は知らない。けれどライドの『Nowhere』を聴くたびに僕が考えるのはそんなコトだったりする。本作がリリースされた90年とはUKシーンにとっては充分過ぎる程の動きがあった。それは時代を遡れば85年のジザメリの1stが創り上げた轟音ギターであり、89年にリリースされたローゼズの1stが魅せたロックとハウスの融合といった大きなうねりであった。... <img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/513%2BLM3e4WL._SL160_.jpg" alt="Nowhere" border="0" />一番最初に「ロックとは思春期の賜物である」と言ったのが誰なのか、なんてことは僕は知らない。<br />けれどライドの『Nowhere』を聴くたびに僕が考えるのはそんなコトだったりする。<br />本作がリリースされた90年とはUKシーンにとっては充分過ぎる程の動きがあった。それは時代を遡れば85年のジザメリの1stが創り上げた轟音ギターであり、89年にリリースされたローゼズの1stが魅せたロックとハウスの融合といった大きなうねりであった。<br />
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R.E.M.「Automatic for the People」90年代ロックのダークサイドを反映した名盤

R.E.M.というバンド程先達のアーティストへのオマージュを捧げ、それでいて多くの後進バンドのリスペクトを受け続けているバンドも少ない。僕が考えるマイケル・スタイプという人は自身の曲に想いを託す時、いつも自らの内的なイメージをどこまでも掘り下げていっている様に思える。それでいてメロディはどんな人の心にも自然と残るポップミュージックの姿勢を崩さない。(勿論これは誰にでも書ける、というものではないけれど)... <img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61snAj1Y66L._SL160_.jpg" alt="Automatic for the People" border="0" />R.E.M.というバンド程先達のアーティストへのオマージュを捧げ、それでいて多くの後進バンドのリスペクトを受け続けているバンドも少ない。<br />僕が考えるマイケル・スタイプという人は自身の曲に想いを託す時、いつも自らの内的なイメージをどこまでも掘り下げていっている様に思える。<br />それでいてメロディはどんな人の心にも自然と残るポップミュージックの姿勢を崩さない。(勿論これは誰にでも書ける、というものではないけれど)<br />
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「Pentangle(ペンタングル)」

今日は前回の宣言通りPentangle(ペンタングル)について書こうと思う。前回書いたフェアポートと異なり、ペンタングルはバンドというよりは5人の卓越した才能をもったミュージシャンの集合体だと思って貰った方がイイかもしれない。だから当然クリエイター集団であるが故の孤高さと一種の排他的なイメージが常に彼等の音楽には付き纏っているわけ。しかしだ。それを補って余りある(在りすぎます)高い音楽性は見過ごすわけには参りま... <img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41yfupGj7bL._SL160_.jpg" alt="Pentangle" border="0" />今日は前回の宣言通りPentangle(ペンタングル)について書こうと思う。<br />前回書いたフェアポートと異なり、ペンタングルはバンドというよりは5人の卓越した才能をもったミュージシャンの集合体だと思って貰った方がイイかもしれない。<br />だから当然クリエイター集団であるが故の孤高さと一種の排他的なイメージが常に彼等の音楽には付き纏っているわけ。<br />しかしだ。それを補って余りある(在りすぎます)高い音楽性は見過ごすわけには参りません。
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「What We Did On Our Holidays」

今日はトラッドについて書いてみたいと思う。何故、今トラッドなのか?それは単純に僕が好きだからなんだけど、例えばファッションとかケルト民謡等に代表される風俗的・文学的な要素もさることながら音楽性に勝るところはないのです、やはり。ディラン等に代表されるアメリカのフォークロックとは一線を画し、あくまで英国の手法と解釈で独自のフォーク・ミュージックとして今に語り継がれる伝統的な音楽、だからトラディショナル... <img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61PY7d%2BI%2BJL._SL160_.jpg" alt="What We Did on Our Holidays" border="0" />今日はトラッドについて書いてみたいと思う。<br />何故、今トラッドなのか?<br />それは単純に僕が好きだからなんだけど、例えばファッションとかケルト民謡等に代表される風俗的・文学的な要素もさることながら音楽性に勝るところはないのです、やはり。<br />ディラン等に代表されるアメリカのフォークロックとは一線を画し、あくまで英国の手法と解釈で独自のフォーク・ミュージックとして今に語り継がれる伝統的な音楽、だからトラディショナルフォーク=トラッドなわけです。
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「The Man Who」UK叙情派ギターロックの原点が此処にある

レディオヘッドが『OKコンピュータ』で英国のロックシーンに大きな風穴を開けてしまった98年~99年というのは本当に退屈な時期(一部の良心的なバンドを除いてね)であった。そんな風穴の隙間からそっと手を差し伸べてくれた作品が本作『The Man Who』である。デビュー時はまるでノエル・ギャラガーの弟分な存在だったトラヴィスというバンドがまさかこんなにも素晴しい作品を創り上げるなんて誰が予想しただろうか。... <img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/314VBD75Z4L._SL160_.jpg" alt="The Man Who" border="0" />レディオヘッドが『OKコンピュータ』で英国のロックシーンに大きな風穴を開けてしまった98年~99年というのは本当に退屈な時期(一部の良心的なバンドを除いてね)であった。<br />そんな風穴の隙間からそっと手を差し伸べてくれた作品が本作『The Man Who』である。<br />デビュー時はまるでノエル・ギャラガーの弟分な存在だったトラヴィスというバンドがまさかこんなにも素晴しい作品を創り上げるなんて誰が予想しただろうか。
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「Clap Your Hands Say Yeah」不思議ちゃんのポケットシンフォニー♪

Clap Your Hands Say Yeah(クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー)のフロントマン、アレック・オンスワースは変わった人だ。ミュージシャンである以前に旅芸人であり手品師であり詩人でもあり動物と会話ができる。彼の書いた曲にはそんな経歴を反映するかのように、実に雑多なジャンルがいる混じる。ざっと挙げるだけでもNYパンク、ニューウェーヴ、シューゲイザー、そしてローファイ等など。それが破綻しない程度にぶっ壊れているア... <img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21CFY7AB1AL._SL160_.jpg" alt="クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー" border="0" />Clap Your Hands Say Yeah(クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー)のフロントマン、アレック・オンスワースは変わった人だ。<br />ミュージシャンである以前に旅芸人であり手品師であり詩人でもあり動物と会話ができる。<br />彼の書いた曲にはそんな経歴を反映するかのように、実に雑多なジャンルがいる混じる。<br />ざっと挙げるだけでもNYパンク、ニューウェーヴ、シューゲイザー、そしてローファイ等など。<br />それが破綻しない程度にぶっ壊れているアートポップ然とした佇まいはかつてのベックやペイヴメントを思わせる。
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「Grey Will Fade」ガーリー&ゴスな彼女の素顔!?

好きなんですよね、シャーロット・ハザレイ。だってカッコイイじゃないですか。ASHのフロントマン、ティムを置き去りにするギターワークとクールなスタンスは本当に男前。見ていて惚れ惚れします。男女問わず彼女に惹かれてしまう気持、よく分かりますね~♪ と言うコトで、そんなちょっとした私情をはさみつつ聴いてしまった彼女のソロ1作目。... <img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61TCHSXGSTL._SL160_.jpg" alt="Grey Will Fade" border="0" />好きなんですよね、シャーロット・ハザレイ。<br />だってカッコイイじゃないですか。<br />ASHのフロントマン、ティムを置き去りにするギターワークとクールなスタンスは本当に男前。見ていて惚れ惚れします。<br />男女問わず彼女に惹かれてしまう気持、よく分かりますね~♪ と言うコトで、そんなちょっとした私情をはさみつつ聴いてしまった彼女のソロ1作目。
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「Unfinished Monkey Business」マンチェのボス猿《初志貫徹》の一撃

ロック・ミュージック史にその名を刻んだマンチェの最重要バンドを一つだけ挙げるとすれば、それは言うまでもなくニューオーダー。そして最重要アルバムを一枚挙げるならそれは『THE STONE ROSES』なんだと思う。本作はそのフロントマンであるイアン・ブラウンの1stソロアルバム。ただしこの作品には間違っても記念碑的といった銘が打たれることは無い。何故ならばこの作品には終始、ある種の悲壮感が漂っているのだから。... <img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/4183DHCW4SL._SL160_.jpg" alt="Unfinished Monkey Business" border="0" />ロック・ミュージック史にその名を刻んだマンチェの最重要バンドを一つだけ挙げるとすれば、それは言うまでもなくニューオーダー。<br />そして最重要アルバムを一枚挙げるならそれは『THE STONE ROSES』なんだと思う。本作はそのフロントマンであるイアン・ブラウンの1stソロアルバム。<br />ただしこの作品には間違っても記念碑的といった銘が打たれることは無い。<br />何故ならばこの作品には終始、ある種の悲壮感が漂っているのだから。<br />
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「Psychocandy」ノイズの向こうにみえた一筋の光明

SEX PISTOLS以来の衝撃と絶賛された、まさに衝撃的なデビューアルバム。と書いてしまえれば聞こえはイイのだけど、当時の様相はそんな生易しいものなんかでは決してなかった。パンクが見事に解体してしまったロック・ミュージックの更地には誰もが新たな建造物を打ち立てようと細々とした抵抗を試みた、そんな頃。数少ない良心の呵責にとらわれたUKインディーバンドはそれをポスト・パンクやネオアコとして消化したいわゆる《暗黒... <img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Hedl5uJnL._SL160_.jpg" alt="サイコ・キャンディ" border="0" />SEX PISTOLS以来の衝撃と絶賛された、まさに衝撃的なデビューアルバム。<br />と書いてしまえれば聞こえはイイのだけど、当時の様相はそんな生易しいものなんかでは決してなかった。<br />パンクが見事に解体してしまったロック・ミュージックの更地には誰もが新たな建造物を打ち立てようと細々とした抵抗を試みた、そんな頃。<br />数少ない良心の呵責にとらわれたUKインディーバンドはそれをポスト・パンクやネオアコとして消化したいわゆる《暗黒の時代》。
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